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2022.10.21 COLUMN
「ハマりの虚無感」
これはパチスロ・ぱちんこユーザーの多くが抱える問題。
ハズレを積み上げる作業の中、ふいに訪れる熱い瞬間が醍醐味であることも事実。
ですが、まぁハマってる時は楽しくないものです。
そこで、このハマりの虚無感を少なくし、社会貢献にまで昇華しようというシステムを開発しました。
それが『植林ぱちんこ』です。
本記事では、この植林ぱちんこがもたらすメリットを、ユーザーとホール。
それぞれの目線でご紹介していきます。
■『植林ぱちんことは?』
まず、ザックリと植林ぱちんこについて説明します。
読んで字のごとくですが、
「ユーザーが遊技した分に応じて、苗木の購入や植林に必要な環境整備などを行う」
というのが全貌です。
通常時はもちろん、確変中や時短中。
パチスロならボーナスやAT・ART中など、全ての遊技区間が対象になります。
つまり、「ハマり時の虚無感の軽減だけでなく、ぱちんこ・パチスロ遊技自体を社会貢献の一環にするシステム」
これが植林ぱちんこです。
■『ユーザーのメリット』
「ちょっとぱちんこ行ってきます」
こう言うとパートナーや家族に怪訝な表情をされ、嫌みを言われる人も少なくないのでは?
そうなる理由は色々と考えられますが、一つは「ぱちんこ・パチスロは非生産性の塊だというイメージ」があるからでしょう。
やってる側からすれば楽しくて有意義な時間なんですが。
でも、この植林ぱちんこによって、少しは反論の余地も生まれます。
「そんな言うなよ。遊技した分だけ植林されるんだから、地球環境に少しはプラスなんだぞ」
とね。
…まぁ、かなり弱いですけど。
それでも少しは状況が変わるかも知れません。
なにより、ユーザーにとって一番のメリットは、冒頭でも書いた通りハマり時のストレス軽減です。
遊技をすれば、ハマりは付き物。
どんなに頑張っても回避することは出来ません。
でも、今まではマイナスでしかなかったその時間も、地球環境の保全に繋がっていると思えば少しは楽になるでしょう。
当たっている時はパチスロ・ぱちんこ本来の醍醐味を。
そうでない時は環境保全という新しい観点からその時間を過ごす。
少し新しい遊技の形が生まれると思います。
■『ホールのメリット』
最近はかなりクリーンになりましたが、まだまだ風当たりの強い業界。
少しでもイメージアップをするために、この植林ぱちんこは良い一手になります。
「遊技=環境保全」
のイメージが定着すれば、風当たりも少しは和らぐかも知れません。
なにより、後ろめたさが薄くなれば新規ユーザーの獲得やライトユーザーの来店回数アップに繋がる可能性も。
ユーザー数の回復は業界全体の死活問題。
少しでもアップする可能性がある施策をやっておいて損はありません。
新しくシステムを導入するコストは必要ですが、世界的な流れを考えても必要な投資の一つでしょう。
環境問題に対して全く考えていない。
そんなイメージを持たれてしまっては大きな損失になりかねませんからね。
■『まとめ』
ユーザーはアプリなどで自分がどれだけ植林に貢献したかを知れるので、人によってはモチベーションになるでしょう。
ただ、個人的には単にデータが表示されても面白くないので、キャラが育つなどのゲーム要素が欲しいところ。
射幸心との兼ね合いで難しい部分もありますが。
どうあれ、ユーザーとホール。
双方に新しい遊技の意義を提示する『植林ぱちんこ』。
「あそんで守ろう、地球環境」
これぐらいのライトな感覚で、無理なく環境保全を続けていくには丁度良いシステムです。
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[筆者:エージ]
元パチプロで現WEBコンサル。『パチプロ徒然草』の運営者。
パチプロ徒然草 https://pachipuro-tsurezure.com/